あらすじ

迷宮では、人が死ぬと儲かる。 罠で脅かすより、魔物と戦わせるより、死亡報酬は桁違い。だから迷宮主は攻略者を殺す。それが、この世界の常識だった。 潰れかけの迷宮を任されたカイルは、その常識に首をかしげる。 「死んだ客は、二度と来ない」 怖がらせる。悔しがらせる。次なら勝てると思わせる。 そして、必ず生きて帰す。 ところが、最初の救命から収支は赤字。相棒のリックには殺したほうが儲かると説かれ、ようやく現れた大口客は、迷宮の核を壊しに来た凄腕攻略者エレナだった。 「また来るのか」 「次こそ潰すから!」 危険な常連、無茶をする新人、勝手に盛り上がる攻略情報交換所。客が増えれば救命費がかさみ、行列ができれば待ちきれずに帰られる。 そんな中、獲得魔力で順位を競う「迷宮大祭」が始まる。死亡報酬も得点になる競争で、殺さずに稼ぐ迷宮はどこまで通用するのか。 死人より、常連が欲しい。 命を帰して次を売る、死亡ゼロのダンジョン経営、開業!

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カクヨム
カクヨム2026/10/03
  • 現在の作品俺のダンジョン、死人より常連が欲しい。 ――死亡ゼロのダンジョン経営