あらすじ
Aランク冒険者のロイドは、働くのが嫌いだ。
依頼は面倒。戦うのも面倒。人付き合いもできれば避けたい。
金がなくなれば働くが、必要な分を稼げばそれで終わり。
特定の町に住み着くこともなく、気の向くまま各地を歩いている。
そんなロイドが唯一、手間を惜しまないのが食事だった。
その土地で獲れる魚や肉、見たことのない食材、初めて飲む酒。
美味いものがあると聞けば遠くても行くし、気になる食材を見つければ自分で料理する。
宿を探すのは面倒でも、飯を美味くするためなら何時間かかっても気にならない。
今日も行き先は特に決めていない。
次に何を食べるかだけ決まれば、それでいい。