あらすじ
王子が生まれた日ーー
王である父の目の前で私は、
男として伸ばしていた髪をバッサリと切った。
王子が生まれないとして後先不安だと考えられていた
エステリオン王国。その王女であるシェリルに転生した私は、病弱で魔法愛好家である
双子の妹アリアナの分を背負いながら
女であることを隠して王子として十七年間過ごしていた。ある日、アリアナは病気で亡くなりその翌年に
王子が生まれた。家族や臣下達は大喜び。
アリアナのことは何も思わずに…。
しかし、弟は生まれたばかりであるため
まだ国王にはなれない。そのため弟が成人するまでは
男として生きろと言われたが。
王子が生まれたというのなら
私はもう我慢をやめます。
そう言って私はずっと男として伸ばしていた髪を
バッサリと切り床に捨てた。
そして私は、
『お姉様はお姉様らしく生きて
笑って泣いて怒ったりして色々なことをして生きて欲しい。』と最期にアリアナから願いと魔法知識を託され
王城から出ていった。少し邪魔者がいたけれど
元暗殺者である私の使用人のおかげで王城を抜け出すことができた。
そして始まるは自由な生活。
元男装転生王女による、
異世界ファンタジーが始まる。