あらすじ
広大な宙には地球の他にも人間種が生きる星が数多ある。
その星のいつかの時代を生き、死に、魂はまた輪廻に向かい、宙を漂う。
全ての星に共通するのは争いの歴史。
広大な宙の約束事はひとつ。
時は流れ続ける。それだけ。
五十六億七千万年の後に現れるという。
今も昔からも伝わる「救済までの時」
その時に人間種が存在しているのか、漂う魂の誰も知らない。
それでもMIROKUの宙は来る。
これは五大陸・五国が繰り広げる終わらない戦争の時代を生きる人々の物語。
主人公トオルは国策で作られた最前線・戦闘用の生産物の一人。
死ぬために作られたモノとしてしか自身を認識しておらず、人間の感情を知識としてしか知らなかった。
出会う人々との触れ合いから徐々に人間としての感情を自分の中に見つけていく。
トオルは終わらない戦場に立ち、問い続ける。
「生きる意味とは何なのだろう」