あらすじ
とある漫画家が炎上した。
障害のある人物を露悪的に描いた漫画が問題となり、福祉団体からも抗議がくる程だった。
そんな折、漫画家は福祉作業所から障害者の取材に招かれた。
そこで出会ったのは、発達障害があり、「自分は一寸法師だ」と名乗る利用者だった。
数学だけは才能を見せ、周囲からは「ギフテッド」とも呼ばれているらしい。
彼を見ているうちに、漫画家は思いつく。
――この男をネタに、小説を書いてみよう。
タイトルは『ギフテッド一寸法師〜何者にもなれない私たちの寓話〜』。
漫画家は小説家になろうで連載を始める。
一寸法師の「才能」、生きづらさ、作業所での日々。彼を取り巻く支援者や家族、同僚との関わりまで、漫画家は次々と小説の題材にしていく。
しかし、書き進めるほどに、語り手にとって「自称・一寸法師」という男の人物像は揺らいでいく。
本当に彼はギフテッドなのか。
本当に彼は一寸法師なのか。
打ち出の小槌や姫はいるのか。
そもそも、彼は何者なのか。
現実を題材にした小説は、いつしか一人の人間をめぐる奇妙な物語へと変わっていく。露悪モキュメンタリー寓話、開幕。※あらすじはAIが書きました。※以前書いた短編の長編連載化作品になります。※最後まで執筆済みです(完結予定)。