あらすじ
伝説のイマジナリーバトルに憧れ、がんもどき高校へ入学した白河進と深見枝道。
イマジナリー部として活動を始めた二人だったが、現実はそう簡単にはいかない。
バイト先で上司と揉めたり、遠足で妙な同級生に絡まれたり、休日には長すぎる名前のコラボ喫茶で店員を困らせたり――。
それでも二人は、くだらない日常の中で少しずつ「自分たちなりのイマジナリー」を見つけていく。
そんなある日、顧問の緒方先生から一冊の古い資料を渡される。
そこに記録されていたのは、かつて世間を騒がせた伝説のイマジナリーバトル。
そして、二人が憧れる存在――。
紗々美の戦いを研究する枝道。
SHINOBUを追いかける進。
二人はそれぞれ、自分たちの「憧れ」の正体を知るため、伝説の記録を紐解いていく。
だが、その資料に記されていた名前は――
「野下……偲という選手のことだ」
伝説のイマジナリーバトルから七年。
あの日の戦いは、少年たちに何を残したのか。
これは、伝説に憧れた少年たちが、自分たちのイマジナリーを見つけていく物語。