あらすじ

高校時代、僕には大切な友人がいた。 いつも自然体で、誰とでも気さくに話す篠原亮。 その横顔を、僕は放課後の教室で何度もスケッチしていた。 ただ、好きだった。 けれど、その気持ちを知られてから、僕たちの距離は少しずつ変わっていった。 それから十年。 フリーランスのWebデザイナーとして働く僕のもとに、ある仕事の依頼が届く。 依頼主の名前を見た瞬間、時間が止まった。 ――篠原亮。 忘れたつもりだった、あの頃の友人。 もう二度と会うことはないと思っていた相手と、仕事を通して再び顔を合わせることになる。 変わったところもあれば、変わらないところもある。 あの頃、聞けなかったこと。 言えなかったこと。 そして、しまい込んだままにしていた気持ち。 今度こそ、逃げずに向き合うことができるのだろうか。 一枚のスケッチから始まった、二人の時間がもう一度動き始める。

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小説を読もう2026/10/03
  • 現在の作品高校時代、君の横顔ばかり描いていた僕は、十年後の君ともう一度向き合うことになった