あらすじ

気がついたら、河原にいた。 ここにいてはいけないと本能的に思い、その場から慌てて逃げ出す。 そうしてたどり着いたのは――風情ある小料理屋『心』 出迎えてくれた息を呑むほど美しい店主(元・鬼)は、川は三途の川、そしてここは迷える魂がたどり着く場所だと言う。 混乱する『私』に、彼は尋ねた。 「なにか食べたいものはありませんか?」と――。 料理は、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚――五感すべてで楽しむもの。そのため、料理にかんする記憶は強く残っている可能性が高い。美味しいもので、魂の中に眠る、身体に戻るために必要な記憶を呼び覚ますという。 そうして千年以上、迷える魂を救い続けてきた彼――元・酒呑童子の蘇芳。 でも、『私』だけはどうしても帰る場所を思い出せなくて…。 それには、どうやら蘇芳が関係しているようで――? 迷ってしまったあなたに優しく寄り添います あなたの記憶を呼び覚まし、現世へ戻るお手伝いをする―― 元・酒呑童子の料理屋『心』にお任せください

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/10/03
  • 現在の作品あやかしめおと絵巻 ~美味しいごはんで迷えるあなたをおもてなし~