あらすじ

北の山には、言葉を持たない竜がいる。 でも私は知っている。あの竜には、八万字ぶんの台詞があったことを。 前世の私が書いて、発売直前に丸ごと削られた、乙女ゲームの隠しルート。 竜と話せる宿屋の娘になった私は、辺境の村を焼く筋書きを変えた。 竜の天気予報、竜の蜂蜜酒、百年ぶりの冬祭り。 けれど春になれば、南の神殿で聖女が目覚め、本編が始まる。 そしてこの世界には、削られたのは竜だけではない。 台詞を入れてもらえなかった人たちが、まだ口を開けたまま黙っている。 「書いた者の責任だろう。私の背に乗れ」 ※外部サイト掲載済

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カクヨム
カクヨム2026/10/03
  • 現在の作品自分がシナリオを書いた乙女ゲームに転生したので、台詞を実装し忘れた邪竜に話しかけてみます