あらすじ

元・警視庁捜査一課の刑事である俺、神野(じんの)の探偵事務所に転がり込んできたのは、自称・霊媒師の美少女、天海透華(あまみ とうか)だった。 何もない空間に怯え、何もない場所でよくつまづき、涙目で死者の声を代弁する彼女。 「神野さん、被害者の霊が『殺された』って泣いてますぅ……!」 だが、現代の法治国家において「幽霊の証言」は法的証拠にならない。彼女のスピリチュアルな「お告げ」を立証するため、俺は泥臭く足を使って物的証拠を探し、法廷に耐えうる完璧な論理(ロジック)を組み立てる羽目になる。 ――しかし、俺は気づいていなかった。 彼女のその「ポンコツな霊媒師」という姿すら、警察を欺く傲慢な殺人鬼を油断させ、破滅の罠へと誘い込むための極めて計算高い演技(フェイク)であることに。 「霊視」という名の直感から始まり、「論理」で犯人の逃げ道を塞ぐ。法医学とオカルトが交差する、新感覚の現代ミステリ。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/10/03
  • 現在の作品霊媒探偵は証拠が視えない~「犯人はあの人です。霊がそう言っているから」で始まる、天才少女の逆算推理~