あらすじ
高校1年の神谷悠真は、ストーカーに襲われていたクラスメイトを助けた。ただ、それだけのはずだった。
翌朝、悠真は「自作自演の加害者」にされていた。幼馴染で恋人の美優も、親友の大輝も、彼を信じない。学校中から向けられる、冷たい視線。
すべてを失った悠真に、ただ一人、手を差し伸べたのは、クラスで一番目立たない眼鏡の少女・一ノ瀬天音だった。
「証拠を集めよう。一人より、二人の方がいいでしょ?」
半年がかりで仕組まれた噂と、偽りの証拠。それでも悠真は、人を信じることをやめなかった。
――冤罪から始まる、逆転と再生の青春ドラマ。
【登場人物紹介】(ネタバレなし)
神谷 悠真:高校1年。真面目で穏やか、争いを好まず、人の話をよく聞く。母を亡くし、父は海外に単身赴任中。祖父は認知症で入院中。
一ノ瀬 天音:悠真のクラスメイト。眼鏡をかけた控えめな少女。芯が強く、一度信じたものは信じ抜く。
高瀬 美優:悠真の幼馴染で恋人。明るく誠実な性格。
瀬戸 大輝:剣道部のエース。悠真の親友で、面倒見がよい。
吉川 奈緒:美優の親友。明るいムードメーカーで、姉御肌。
水野 穂乃香:内気で控えめなクラスメイト。
一ノ瀬 蓮:天音の兄で、2年生のサッカー部のエース。熱血だが観察眼が鋭い。
御堂 玲司:高校1年のサッカー部員。人当たりがよく、穏やかに見えるが。
川上 美波:水泳部の1年生。言葉は荒いが、一途な性格。
三浦 恒一:サッカー部の1年生。長いものには巻かれるタイプ。
高瀬 由美子:美優の母。悠真を息子のように可愛がってきた。
神崎 怜奈:保健室の先生。