あらすじ
「嘘みたいな事件はいつだって、閑散としたあの酒場から始まったんだ。砂を纏った風に靡く、あの髑髏と共に――」
荒野の片隅にある場末のバー『ジョーンズ・ロッカー』。
その店主であるカリビア・ゴールドラムにはもうひとつの顔がある。
それは、《ギルド》から正式な認可を受けていない違法の便利屋――『星無し(アンリット)』。
砂埃と硝煙の舞うSF世界で、カリビアは個性豊かな仲間達と様々な依頼を請け負い暮らしていた。
ある日そんな彼女達が出会ったのは、記憶を失った一人の少女。
少女を巡って動き始める《ギルド》《教会》《技術屋》《帝国》、西部を牛耳る巨大組織達。
やがて彼女は、世界を揺るがす『魔人化騒ぎ』へと巻き込まれていく。
これは、荒野を駆ける海賊たちと一人の少女が紡ぐ、髑髏の旗の冒険譚。
「どんなに大きい荒波にも、この旗は決して呑まれない。
――さぁ家族達、錨を上げましょう!」