あらすじ

残業の末に王宮の地下で倒れ、帰らなかった父。その後を継いだテオは、「絶対に定時で帰る」と決めている。宮廷魔導具工房の最下級職人として、王宮の魔導具二千四百十二個を自作の監視術式でつなぎ、毎日きっちり定時退勤。報告書はいつも工房長の名前で出ていくけれど、名前が出なければ仕事も増えない。むしろ好都合だった。 ところがある日、「定時で帰る怠け者」としてクビを宣告される。渡した分厚い引き継ぎ書は、読まれずに屑籠へ。 「三日後に、王宮が止まります」 本人は大喜びで下町に修理屋を開くが、その頃王宮では、灯りが消え、スープが冷め、ついには外交会談の防諜結界が落ちて――。

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カクヨム
カクヨム2026/10/03
  • 現在の作品定時で帰りたい宮廷魔導具師 ~引き継ぎ書を屑籠に捨てた上司に追放されたら、王宮が三日で止まりました~