あらすじ
伝説の聖剣アウレリアが、勇者を選ぶ日。
王子も騎士も候補者も、聖剣を抜こうと意気込んでいた。
ただし、この聖剣――やたらと口うるさい。
褒めれば言い返し、誓えば揚げ足を取り、司祭長はその言葉を立派な神託に言い換えるのに大忙し。
そんな選定式に参加した辺境の槍兵ランツァは、思いがけず聖剣に選ばれる。
だが、彼には武器を選ぶうえで譲れないことがあった。
「武器は、持って振ってみないと合うかどうか分からないので」
聖剣は勇者を選んだ。
では、勇者は聖剣を選ぶのか?
気位の高い聖剣と、使い慣れた槍を手放したくない勇者候補の、一話完結ファンタジーコメディ。