あらすじ
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したと気づいたのは、断罪まで残り半年の春だった。
だから私は、自分から婚約解消を申し出た。
これで破滅は回避――のはずが。
「王家の落ち度である。令嬢の次の縁談は、王家が責任を持って用意する」
国王陛下に王妃様、王女殿下、王弟殿下まで。
王家が総出で、私の嫁ぎ先探しを始めてしまった。
しかも見合いの席には、なぜか毎回、元婚約者の王太子殿下が座っている。
一方、断罪の日を待っていたヒロインは、焦って「悪役令嬢にいじめられた」と訴え出た。
けれど、その日付は――。
「あなたがおっしゃった日は、すべてロザリンデ嬢が王家の見合いに出ていた日です。証人は、王家全員ですわ」
外部サイト掲載済