あらすじ

秋の職人市。 石鹸職人マリエは、宿屋組合との大口契約を懸けた品評会に出品していた。 ところが最終審査で告げられたのは、 「強いアルカリが残っています。肌用石鹸としては危険です」 という失格判定。 だが、検査された石鹸を見たマリエには違和感があった。 重さ。 切断面。 そして、ほとんど分からないほど薄い灰色の筋。 出品時には、同じ鍋から切った石鹸を二個提出している。 一個は審査用。 もう一個は、異議申し立てに備えて封印された予備見本。 「でしたら、そちらも検査してください」 二つの石鹸が示した結果は、まったく違うものだった。 職人市×石鹸職人×検査記録×程よいざまぁ×お仕事恋愛。 一話完結です。

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カクヨム
カクヨム2026/10/02
  • 現在の作品職人市で私の石鹸が「危険品」として失格になりました。封印された予備見本を開けてください