あらすじ

十三歳のある日、村の勇者の紋章が自分の前で光った。 そして幼い頃、祖母にも言われたことがある。 「まるで勇者様のようだわ」と。 それから三年。 魔王が現れた。 「……ついに俺の出番だ」 ところが王国が勇者として選んだのは、セインではなく別の男だった。 なら話は簡単だ。 そいつより先に魔王を倒せば、自分が本物の勇者だと証明できる。 そうして旅立ったセインだったが――肝心の魔王がどこにいるのか知らなかった。 頼りになるのは、他者のスキルをコピーする固有スキル《簒奪》。 ただし、コピーしたからといって使いこなせるわけではない。 《粘糸》《吸着》――地味で妙なスキルを集め、仕組みを理解し、組み合わせながら少しずつ強くなっていく。 そして道中で出会った、王都と流行が大好きな少女ピエナとともに、王国の勇者を追いかけるのだが―― 困っている人を見るたびに寄り道。 薬草を集め、髪飾りを探し、役所みたいな町務斡旋所で仕事を受ける。 本物の勇者を追っているはずなのに、なぜかサブクエストばかり増えていく。 王道RPGの横で、自称勇者が変な攻略を始める。 ギャグ寄りファンタジー冒険譚。

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カクヨム
カクヨム2026/10/02
  • 現在の作品『王国が勇者を間違えたので、俺が先に魔王を倒します』 ~《簒奪》で変なスキルを集める、自称勇者の寄り道旅~