あらすじ
王都で結界技師として働いていたリゼットは、ある出来事をきっかけに職を捨て、辺境の町でひっそりと暮らしていた。
そんな彼女を何かと気にかけてくるのは、年下の雑貨屋店主ユアン。何も聞かず、ただ隣にいてくれる彼に戸惑いながらも、リゼットは少しずつ町の暮らしに馴染んでいく。
街の人の温かさ、ユアンの優しさがリゼットの止まっていた時間をゆっくり動かし始める。
さらに王都から、学院時代の同期でありライバルでもあったアーヴィンが現れて――。
傷ついた元結界技師が、辺境の町で小さな魔道具を直しながら、もう一度前を向いていく物語。