あらすじ

俺、水瀬透(二十四)が住む古いアパート「藤野荘」の大家は、一階に住む藤野佳乃(四十)。独身で、家賃は毎月末に手渡し。 十月の末、家賃を持って行った夜、彼女の部屋には手のつけられていないケーキがあった。今日が誕生日で、祝う相手がいないのだと言う。 一緒に食べた。ろうそくを消した。帰ろうとした俺に、彼女は言った。 「一晩だけ。年を忘れさせて」 一晩だけ、のはずだった。 でも家賃は毎月来る。手渡しに行くたびに、一晩が延びていく。 ※性行為の直接描写はありません。行為中の会話と事後の情景で描きます。

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カクヨム
カクヨム2026/10/02
  • 現在の作品「一晩だけ」と言ったのは、大家さんの方だった。 ~家賃を手渡しに行くたび、四十歳の彼女が一晩を延ばしてくる~