あらすじ
世界は救われた。
その代わり、佐倉サクラは“星継ぎ”となり、地球を支えるため数十年もの眠りについた。
かつて彼女と共に世界を救った大悪魔・皐月は、変わらぬ姿のまま地球に残っている。
そんな皐月の前に現れたのは、十八歳の駆け出しハンター・朝倉美月。
皐月の孫でありながら彼を毛嫌いする美月は、自分を救った“黒瀬蓮”と、憧れのS級ハンター“零”が、どちらも皐月だとは知らない。
やがて、美月の異常な“深層適性”をきっかけに、眠り続けるサクラを巡る秘密が動き始める。
女神教。
星継ぎ管理機構。
そして、地球にかつて存在した神。
サクラを目覚めさせれば、世界はどうなるのか。
世界を守るために、誰か一人が犠牲にならなければならないのなら――
「ふざけるな。両方救う」
これは、世界を救った少女を、今度は大悪魔が救う物語。