あらすじ
ある日、目を覚ますと、
そこには白いワンピースを着た少女が立っていた。
少女の名は、ナツ。
なぜ彼女は、自分の名前を知っているのか。
なぜ自分には、生きていた頃の記憶がないのか。
そして――なぜ、自分は死神になったのか。
死神の仕事は、
この世に残された死者の魂を解放すること。
銀色のナイフを手に、
博はさまざまな死と向き合っていく。
その中で少しずつ近づいてくる、
自分が忘れてしまった過去。
そして、ずっとそばにいる白いワンピースの少女。
ナツは、いったい誰なのか。
記憶を失っても、
消えなかったものがある。
死と記憶、その先にある想いを描く短編小説。
※以前エブリスタで公開していた作品を、設定・構成・文章から大幅にブラッシュアップした作品です。