あらすじ

「お前はもう用無しだ」 十八歳の冒険者ルークは、梨を出すだけのスキル《ラ・フランス》を馬鹿にされ、三年間所属したパーティを追放された。 仕方なく一人で狩りに向かった森で出会ったのは、真っ白な尻尾を持つ十歳の犬獣人の少女リル。 彼女もまた、その白い尻尾と不思議な光を「不吉だ」と恐れられ、故郷を追い出されていた。 「お前も追い出されたのか。じゃあ、追い出され仲間だな」 お腹を空かせたリルに梨をあげたら、なぜかすっかり懐かれてしまった。 「おにいちゃん、梨!」 「またかよ!」 そんなリルを連れて魔物を狩っていると、三年間ずっとレベル1だった《ナシ使い》が、初めてレベルアップ。 毒梨、麻痺梨、爆発梨――。 レベルが上がるたび、《ラ・フランス》からとんでもない梨が出るようになっていく。 さらには高値で売れる《金の梨》まで手に入り、二人は町外れに小さな家を買うことに。 ようやく手に入れた、二人だけの静かな暮らし。 ――のはずだった。 どうやら《ナシ使い》は、ただ梨を出すだけのジョブではないらしい。 そして、ただの犬獣人だと思っていたリルにも、とんでもない秘密があって……? 「おにいちゃん、すっごーい!」 「俺は静かに暮らしたいだけなんだけどな……」 これは「用無し」と捨てられたナシ使いと、「不吉だ」と捨てられた少女が出会い、お互いの居場所になって――二人でのんびり暮らそうとしたはずなのに、なぜかドラゴンを倒して王国まで救ってしまう物語。 ※元パーティメンバーへのざまぁは指一本で終わります。 ※本作は『梨を出すだけのゴミスキルとバカにされて追放されたけど、レベルアップしたらチートと判明。ドラゴン瞬殺したら戻ってこいとか……おまえたちこそ用無しだ!』を、新キャラクター・新エピソードを加えて再構成したリメイク版です。

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小説を読もう2026/10/02
  • 現在の作品「お前は用無し」と追放されたんで狩りに行ったら森で少女を拾いました。二人で静かに暮らすつもりだったのに、ドラゴンを倒したせいで全部台無しです