あらすじ
ドイツのバイエルン地方にある、絵本を広げたような村、ミッテンヴァルト。主人公アーロンはそこの酪農家に生まれ、草原と牛たちを愛して育ってきた。
そして夏が来ると、ハイデルベルクからフルートのうまい美少女が家族とともにやってくるようになった。彼女の吹くフルートは天の音のようで、人々だけでなく牧場の牛たちさえ陶然とさせた。アーロンは彼女に惹かれると同時に、牛たちが自分と同じ、美しい音楽に引き込まれるさまを見て、自分が肉牛や乳牛として売り買いしている牛たちにも魂があるのだと実感し、自分の仕事に疑問を持ち始める。
そして少女には、悲劇の未来が待っていた……
三話完結。