あらすじ
賞金首は師匠なのに、どうして僕が殺し屋と戦うんですか!
僕の師匠はろくでもない
お金が入れば使い切るし、修行といえば煙草の煙をまっすぐ伸ばすだけ
いつもヘラヘラ笑っていて、何を考えているのかさっぱり分からない
ただし、鉄パイプ一本を持たせたら、信じられないくらい強い
そんな師匠の首に、ある日500億の賞金がかけられた
世界中から殺し屋が集まってくるというのに、師匠は逃げるどころか、僕の修行に利用するつもりらしい
空から降り注ぐ必殺の一撃、拳の通じない鉄壁の守り
相手は人殺しのプロなのに、僕には派手な必殺技も、特別な才能もない
頼れるのは、地味な修行で身につけたオーラの操作と、このろくでもない師匠の教えだけ
それでも、旅をやめたくはなかった
故郷のお母さんに、世界はこんなに素敵だったと伝えたい
それに――師匠と、もっといろんな景色を見てみたいから
これは、規格外の師匠に振り回される少年が、知恵と工夫で強敵に挑み、出会いと戦いの中で成長していく師弟旅の物語