あらすじ
生きる意味を完全に見失った清水林太郎は、人生を終わらせるため“自殺の名所”へ向かった。
だがその瞬間、黒いスーツの男たちに腕をつかまれ、強引に連れ去られてしまう。
状況が理解できないまま、清水に告げられたのは奇妙な提案だった。
「死にたいんだろ? なら、俺たちの“仕事”を手伝え」
その仕事とは――
「トンネルの奥から来る“何か”を、絶対に外へ出さないこと」
入口に立ち、力づくでも止めろという。
怪しさしかない依頼。しかし、生きる理由を失った清水は、その見張り役を引き受ける。
やがて彼は知ることになる。
このトンネルは、人間が近づいてはいけない場所だった。