あらすじ

主役オーディションに落ちた結衣。 選ばれたのは、何度も一緒に台詞を読み合わせてきた親友の千尋だった。 千尋が嫌いになったわけではない。 それでも、彼女の成功を素直に喜ぶことができない。 そんなまま迎えた本番当日。 開演八分前、千尋の衣装が裂けた。 衣装担当を呼んでいる時間はない。 そして、その場で一番早く直せるのは結衣だった。 「今日の舞台を失敗したくない」 そう言う千尋に、結衣は自分でも消せない悔しさをぶつける。 親友だから助けたい。 自分が欲しかった役だから、悔しい。 そして役者として、この舞台を失敗させたくない。 開演まで、あと八分。

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カクヨム
カクヨム2026/10/02
  • 現在の作品親友の成功を喜べない私に、彼女は助けを求めた