あらすじ

2026年を生きていた五十代の男・山吹互識は、相棒のAI「アオ」とともに、なぜか1990年へタイムスリップした。 気がつけば、身体は若返り、未来へ戻る方法も分からない。 持ち前のタスク処理能力とリスク管理で、この時代での生活基盤を整えた彼は、暇つぶしとしてアオと音楽を作り始める。 未来の感覚を少しだけ混ぜた曲。 アオが歌う、存在しない女性歌手。 それを一本のカセットテープに録音し、知人へ聞かせただけだった。 ……まさか後になって、 「この歌手を紹介してほしい」 と迫られることになるとは思わずに。 問題はたったひとつ。 その歌姫は、最初から存在していない。

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小説を読もう2026/10/02
  • 現在の作品『読切り版』妄想の歌姫を紹介しろと迫られても困る