あらすじ

高校二年生の春。人見知りな私、天野想空(あまのそら)が転校したクラスで隣の席になったのは、学校一「物静かで綺麗な優等生」と噂される男の子、宝木透季(たかきとうり)だった。 最初はよそよそしかったはずの彼。だけど二人きりになると、なぜか子犬みたいに距離感が近くて、ドギマギさせられっぱなし。 不審に思う私の前に現れたのは、彼の通学カバンで揺れる、歪な耳のクマのチャームだった。 それは、中学の冬に離れ離れになった、私の大切な泣き虫の幼馴染・『透くん』にあげたはずのお守りで――!? 苗字が変わって別人のようになっていた彼は、実は私が転校してきた初日から、正体に気づいていたのだ。 「泣き虫の弟分だと思ってたのに、机の下でこっそり手を繋いでくるなんて聞いてない!」 学校ではクールな優等生。だけど放課後、お揃いの帽子を被って秘密の合図を交わした瞬間、彼はブレーキの壊れた甘えん坊な子犬男子へと変貌する。 さらに、私の「白い壁の部屋」に私服でやってきては、ずるすぎる距離感で男の子の顔を見せてきて――!? 昔みたいに守ってあげるつもりが、気づけば私の心臓は毎日爆発寸前! 小さくて可愛かったあの頃の彼に、まさかこんなに振り回されるなんて……。 ――あーあ、本当に、恋した私がバカだった!

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カクヨム
カクヨム2026/10/02
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