あらすじ
貴族の三男リオン・ダルヴィエの望みは、たった一人との永遠の愛。一夫一妻を心から信じ、出会うたびに全力で恋に落ちる真面目な青年である。
ただし、運命を見極める直感だけが壊れている。数か月もすると「なんか違う」と感じて次へ進んでしまい、気づけば女性の心を読み、気遣い、口説く技術だけが異常に成長。ついたあだ名は「王都一の女たらし」。
元恋人たちは言う。刺したいほど憎い。でも昔は本当に好きだった。今でも、少しだけ。
舞踏会、茶会、再会、そして新しい恋。彼はなぜ永遠を見つけられないのか。本当に追っているのは「恋の始まり」ではないのか。
切なさとコメディが同居する、異世界貴族ロマンス群像劇。
(文字数: 約330字)