あらすじ
錬金術が存在する世界。
その力は等価交換の法則によって
あらゆるものを生み出す奇跡だった。
しかし、その奇跡の裏には必ず犠牲がある。
銀髪の錬金術師カインは、禁忌である人体錬成を行った罪人だった。
その代償として
両腕、右目、記憶、そして感情の一部を失う。
自分がなぜ人体錬成を行ったのか。
誰を蘇らせようとしたのか。
その記憶さえ、カインには残されていなかった。
失われた記憶。
奪われた感情。
そして両腕を取り戻す方法。
そのすべての答えは、
錬金術の根源――「真理」にある。
やがてカインは知ることになる。
この世界の奇跡が、
どれほど多くの犠牲の上に成り立っているのかを。