あらすじ
三十七歳の営業マンが目覚めたのは、読んでいた小説の世界。
しかも転生先は、半年後に勇者に倒される盗賊の頭、ガルドだった。
死亡の原因は、王女の誘拐。
ならば人を襲うのをやめて、仲間たちと森で食っていけばいい。
狩りと商売で暮らしを立て直し、いざというときの逃げ道も用意する――はずが、陰謀に巻き込まれ、さらうはずの王女を助けることに。
ようやく手に入れた、森の古砦で暮らす権利。
これでのんびりできると思ったのに、帝国に追われる女、研究室を求める王国の魔女、帳簿に容赦のない元役人、力仕事が得意な獣人一族が次々とやってくる。
見張りを頼めば仲間が気配を消し、風呂を頼めば砦の改造計画が始まる。
俺は自由に暮らしたいだけなんだが?
原作の脇役だった盗賊が、頼もしすぎる仲間たちと自分たちの居場所を作っていく、異世界転生・拠点づくりファンタジー。