あらすじ
ごく普通の少年が手にした、一つの懐中時計。
その時計から聞こえてきたのは、規則正しく刻まれる不思議な音だった。
少年には、いつも見る不思議な夢があった。
どこまでも続く階段。
そして、どこからともなく聞こえてくる謎の声。
けれど、その夜はいつもと違った。
階段の先に現れたのは、見覚えのない一つの扉。
その先にあったのは――誰もいない映画館だった。
そして、スクリーンに映し出された一人の少女。
「――君にしか頼れない」
少女に導かれるまま、少年は知らない世界へと引き込まれていく。
なぜ自分が選ばれたのか。
この懐中時計はいったい何なのか。
そして――この世界で待っている「神」とは何者なのか。
少年の運命を刻む、歯車が今、動き始める