あらすじ

捨てるつもりだった、古い留守番電話。​ 何気なく電源を入れると、そこから聞こえてきたのは、もう二度と聞けないはずの母と父の声だった。​ 懐かしくて、嬉しくて、でもどうしようもなく寂しい。​ やがて流れ始めたのは、若い頃の自分の声。​ そして最後の一件には、年老いた自分からの言葉が残されていた。​ 「心配せんでええ。ちゃんと最後まで生きたから」​ もう会えない人の声も、昔の自分の声も、消えてしまったわけじゃない。​ 古い機械がつないだ、少し不思議で、少し切ない物語。

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カクヨム
カクヨム2026/10/02
  • 現在の作品機械仕掛けの留守番電話