あらすじ

人生は、航海に似ているのかもしれない。 私は船のことなんて何も知らないけれど、穏やかな海ばかりが続くわけではないことくらいはわかる。 突然、嵐の中に放り込まれ、自分がどこにいるのかさえ見失ってしまうこともある。 そんなとき、船乗りたちは〈セント・エルモの火〉という不思議な光を見るのだという。 嵐の海に現れ、船を導く光。 伝説なのか、本当にある現象なのか、私にはわからない。 でも、もし本当にそんな光があるのなら、きっと人の人生にも現れるのだと思う。 心が折れそうなときや、もう何も信じられなくなったときに。 目の前でかすかに揺れながら、進むべき方向を静かに示してくれるように。

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小説を読もう2026/10/02
  • 現在の作品『思い出の片隅に』