あらすじ
夜空を見上げるたび、私はあなたを思い出す。
一緒に笑ったこと。
くだらないことで怒ったこと。
何でもない話をしながら、いつまでも続くと思っていた時間。
けれど、時間は静かに流れ、いつしか私たちは別々の場所を歩くようになった。
それでも、夜空だけは変わらない。
あの日一緒に見た月も、星も、今も空に残っている。
忘れてしまうかもしれない。
遠く離れてしまうかもしれない。
それでも、あなたと過ごした時間が確かに存在していたことを、私は覚えていたい。
夜空に輝く一番星へ、そっと「ありがとう」を伝える。
これは、大切な人との思い出を、夜空に重ねながら綴った、静かな記憶の物語。