あらすじ
「初めまして。……卒業、おめでとう」
高校の卒業式当日、雨のなかで知った学年一の人気者・水瀬葵の死。
悲劇の現場に残されていたのは、血と雨で濡れ、文字の潰れた一通の手紙だった。
葵を救うため、絶望の淵でタイムリープを繰り返す陸。
やがて明かされるのは、事故の理由と、彼女が隠し続けていた3年間の恋心。
どれだけ過去を書き換えても避けられない運命のなか、陸が辿り着いたたったひとつの解決策——
それは、**「最初から彼女と出会わないこと」**だった。
自分の存在と3年間の思い出すべてを消し去り、彼女の未来を買い戻す。
切なさと愛しさが胸を締め付ける、自己犠牲のタイムリープ・ラブストーリー。