あらすじ

ひと口で、材料も産地も古さも分かってしまう子爵令嬢コレット。 婚約者ダミアンからは「こいつの舌は、令嬢の舌じゃない。料理番の舌だ」と笑いものにされてきた。 隣国との和平を結ぶ晩餐会。みんなの前で婚約破棄を告げられたその夜、隣国の使者が倒れる。胡桃を口にしてはいけない方の皿に、胡桃の油が入っていた。 捕らえられたのは、若い料理人。 「何も口にするな」と言われていたコレットは、使者の皿のソースを、ひと匙だけ口に運ぶ。 「この油の味、存じております。先日のお茶会で、ダミアン様がご自慢なさったものと同じです」

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小説を読もう2026/10/02
  • 現在の作品味を知る令嬢