あらすじ
「もし、いつもの日常が突然終わったら――。」
高校二年生の日高蓮たちが暮らす街で、ある日、理性を失い人を襲う「感染者」が爆発的に増え始める。
昨日まで当たり前だった授業も、友達とのくだらない会話も、家族との食卓も。
すべてが、一夜にして失われていく。
蓮は親友の健太、そして密かに想いを寄せていた葵たちとともに、崩壊していく街を生き抜きながら、離ればなれになった家族を探すことになる。
武器も、食料も、電気も、水もない。
頼れるのは、自分たちの知恵と、仲間との絆だけ。
それでも彼らは、生きる。
笑えるときには笑い、くだらないことで言い争い、誰かを想い、誰かを失いながら。
これは、世界が終わっていく物語ではない。
終わってしまった「日常」の中で、それでも明日を生きようとする少年少女たちの物語。
サバイバル、友情、家族、恋、そして――失われた日常を取り戻すための戦い。