あらすじ

騎士の国と呼ばれるラディア国には、二人の王子がいた。 人並外れた魔術の才を持ち「対帝の英雄」と称された王太子レグルスは、ある朝突然引きこもる。 政権を掌握する宰相サリガン――その策略によって身動きが取れなくなってしまったレグルスは、「療養」と称して城の片隅の古い塔で暮らし始めることにした。 味方を集め、策を巡らせ、国を取り戻すため、レグルスがひっそりと動き出す。 一方で弟王子のシュナスも、兄の力になることを決意する。 華麗な手際で城を抜け出すが、その矢先、想い人・テティレイシアと共に誘拐事件へと巻き込まれてしまう。 そこで出会う少年傭兵、ルカ。 ルカの存在は周囲の人間に大きな影響を与え、レグルスは「国のあり方」を、シュナスは「強さとは何なのか」を探し始める。 やがてレグルスは婚約者であるセラフィーナのもたらした情報をきっかけに、ラディアを蝕む陰謀が国外にまで広がっていることを知る。 徐々に明らかになるサリガンの目的。 国内外で見つかった謎の死体。 背後に見え隠れする、帝国の陰。 交錯するそれぞれの思惑の中で、「理想の国」の形を模索していくレグルス。 「強さ」の意味を知るシュナス。 そして、「生きる」ことを覚えていくルカ。 これは滅びの果ての世界で、それでも生きていく人間たちの物語。

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カクヨム
カクヨム2026/10/01
  • 現在の作品果ての大地の再興譚~引きこもり王太子と弟王子が国を取り戻すまでに起こったこと~