あらすじ
「え、嫉妬? ないない、私サバサバしてるから」
婚約者の幼馴染コレットは、夜会でわたしの盃を勝手に覗いては笑う。婚約者は「気にしすぎだ」としか言わない。
この国の海の水は、覗く人の心が静かなときだけ星を映す。恋をすると、水は荒れる。
だから、わたしは知っている。
コレットの水が、婚約者の前でだけ荒れることを。
言えば、わたしが嫉妬深い女になる。だから言わない。
けれど社交季最後の夜会で、コレットは言い出した。「ただの友達だって、皆の前で証明してあげる」
※主人公は手を下しません。ざまぁは中くらい。ハッピーエンドです。