あらすじ
昔から幽霊が見える大学生――神代透。
そんな彼の部屋には、いつの間にか一人の女幽霊が居着いていた。
名前は白石澪。
明るく、おしゃべりで、少し生意気。
しかも自分の名前以外の記憶はほとんどない。
行く当てもない澪を放っておけず、始まった奇妙な共同生活。
そんなある日、澪が何を思ったのか透への憑依を試してしまう。
「……あれ? 透。私、出られないんだけど」
「は?」
直後、二人の足元に現れた謎の光。
次に目を覚ました場所は――二つの月が浮かぶ、見知らぬ異世界だった。
なぜ二人は異世界へ飛ばされたのか。
そして、記憶を失った澪は何者なのか。
帰る方法を探す大学生と、なぜか異世界まで憑いてきた女幽霊。
二人の少し変わった異世界生活が、ここから始まる。