あらすじ
終末時計の針が午前0時を指してから1,000年経った後の世界。
『巻き戻し』なる大災害によりほぼ全ての機械が分解され、旧き在り方を取り戻したある大陸のある国で、叔母に軟禁されていた少女少年が、小さな自律機械人形の力を借りて脱出を図りました。
いけ好かない従弟、屈強な追手、悪辣な人攫い。道中は問題だらけなうえ、味方であるはずの機械人形も隠し事ばかり。それでも一つ一つ克服し、省みつつ一歩ずつ、一行は前へ進んでいきます。
人間と機械、理解と後悔、仕組みからして異なる逃亡者たちの行き着く先は。
*集英社ノベル大賞3次落ちの応募作を、評価シートに沿って再構成した長編小説です。