あらすじ
三百四十年後の未来、管理AIが散布したナノマシンにより科学が封印され、魔法と魔獣が支配する「偽りの神話世界」へと変貌した地球。コールドスリープから目覚めた高校生・ラキたち三十人は、AIの支配を終わらせるため世界各地にある「四天王の居城」を停止させる使命を与えられる。混乱の中、謎の教義集『聖軌規範』を拾ったラキは、クラスメイトの少女・テンテへの想いが恋ではなく絶対的な「信仰」だと悟り、聖女たる彼女にすべてを捧げることを誓う。一方、ラキへの重い独占欲を隠して理想の少女を演じるテンテは、彼と二人きりの世界を得るため、圧倒的な魔法の才で邪魔な使命を最速で片付けようとする。思惑がすれ違う二人の、歪な聖戦が幕を開ける。