あらすじ
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今世になんの期待もしていない、陰キャ大学生である布突輝夫(19)
来世ではケモミミ美少女になってチヤホヤされることを夢見て、今日もアングラな仲間と性癖を開示する談義に花を咲かせていた。
しかしそんな仲間のうち一人が探索者になったことを開示。
輝夫的には探索者は『陽キャの集まり』と言うイメージだ。
運動神経0、コミュニケーション能力0、貧乏人かつぽっちゃり気味な輝夫には近寄りがたい。
しかしオタク仲間のアマツは、輝夫と一緒に探索がしたいと持ちかける。
そこでオタク的なネタ合わせでスキルを活かしたいと懇願されて、首を縦に振ることになった。
とはいえ、今世の自分には何も期待していなかった輝夫。
「ダメージ反射? まぁ俺にはお似合いか」
入手したスキルは鈍臭い自分にはお似合いのスキル。
初期ステータスが低く、受けたダメージを100%お返しする。
使い方によっては化ける可能性のあるスキルだった。
時間をかければスライムは目じゃない。
が、仲間を呼ぶゴブリンでは苦戦を強いられた。
それからネット仲間とどうすれば自分のスキルを活かせるかの談義が始まる。
そんな日々を過ごすうち、アニメ知識で自分の能力には大いなる可能性があるんじゃないかと思い至る。
そんな最中、ダンジョンの袋小路から助けを呼ぶ声が聞こえた。
少女がチンピラ三人に絡まれている場面と遭遇。
スライム相手に生きることしかできない輝夫が助けに行ったところで被害者が増えるだけ。少女には悪いけど、見て見ぬ振りをしよう。最初はそう思った。
自分の容姿が悪いことも、言ったところで足手纏いになることも知っていた。
けど、寝覚が悪くなるのだけは確実で、気を引いてるうちに逃すくらいはできるんじゃないかと様子を見に行くことに。
運悪く見つかった輝夫は文字通りボコボコにされた。
一ヶ月の入院生活。
節度ある生活ですっかり贅肉が取れた輝夫。
ダメージ反射の能力の特性か、引き締まった筋肉に、顔つきもどこかイケメンまでいかなくとも少しは見れるようになっていた。
助けた少女と一緒に探索をすることになった。
周囲が少しづつ輝夫に対する興味を引いていく。
だが、中身が陰キャのまま成長しない輝夫は、見た目だけで手のひらを返す近隣住民をひどく警戒していた。
今まで見た目で散々陰口を言われてきたのもあり、完全に女性不審になっていた。
そんな最中、輝夫にとある要人の護衛依頼が届く。
その条件の中に一つだけ極まった要項があった。
男子禁制の場所に潜入するために『性転換薬』の服用を認める。
それに非常に興味をそそられた。