あらすじ
村を焼かれ、身寄りを亡くした少年を救ったのは、二百年生きる魔女だった。
粥を作り、髪を梳き、剣を振るう毎日の中で、少年はいつしか魔女に惹かれていく。
「小僧、妾は二百年生きておる。おぬしが生まれる前から、飯の食い方くらい知っておるわ」
「知っててもやらないなら、知らないのと同じです」
けれど、世界にはひとつの言い伝えがあった――いつか光の剣を持つ勇者が現れ、魔女を斬る。
そして、その日はやって来る。
勇者は、世界を救わなかった。救いたかったのは、たった一人だけだった。
※全3話・一括公開(完結済)
※1話2,000〜3,000字程度(全話で約20分程度)
※ハッピーエンドではありません。救いもありません。