あらすじ
入社五年目の若手社員・仙道修一。
同じ部署の先輩社員から、昼食の弁当を買うことを強要され、やがて同期との付き合いにまで口を出されるようになる。
「そいつらとは連絡を取るな」
「俺に逆らったら、お前の仕事にも影響させるぞ」
上司ではない。
ただ入社年次の違いだけ。
それでも、仙道が逆らうと暴力を振るわれ、「辞めちまえ」とまで言われる。
仙道は上司に相談する。
しかし、係長も課長も当該人物を止めようとはしなかった。
ついに仙道は、福寿社会保険労務士事務所を訪れる。
特定社会保険労務士・福寿紗知は、仙道の訴えを聞き、ホワイトボードに向かう。
なぜ、このパワーハラスメントは起きたのか。
なぜ、五年間も止められなかったのか。
会社には、何をする義務があるのか。
そして、被害を受けた社員は、どうやって自分の尊厳を守るのか。
これは、単なる「職場の人間関係」の物語ではない。
声を上げた被害者が責められる職場を、福寿が法律と事実で解決していく。
法律の力で、働く人の尊厳を守る。