あらすじ
ブエナビスタ王国の王子カミーユは、幼い頃に海へ流されながら奇跡的に生還した。その時の記憶はなく、なぜ助かったのかも分からない。
ただひとつ――彼は密かに確信している。
「僕は、誰か(人魚)に救われたのだ」と。
それから八年。 王子としての宿命を背負う彼の前に、姿を変えた“人魚の姫”が再び現れる。
だがその再会は、隣国の政変、王宮の策略、魔女の呪い、姉妹の愛、そして謎に包まれた“レムリア”の伝承を巻き込み、 王国、そして人魚の世界までも揺るがす非常事態へと発展していく。
王子と人魚姫、そして周囲の人々が運命に翻弄されながら幾多の苦難を乗り越え、成長していく姿を丁寧に紡いでいます。
人魚姫は泡と消えてしまうのか。
王子は人魚姫を救えるのか。
自分の信念で運命を切り拓く人魚姫が最後に下す決断とは――。
スケールアップした人魚姫の物語を、ぜひ読んでみてください。