あらすじ
高校二年生の神谷蓮は、どこにでもいる普通の男子高校生だった。
――その日までは。
新学期、蓮のクラスに転校生がやって来る。
一人目の少女は言った。
「地球人として、よろしくお願いします」
二人目の男子は言った。
「僕は宇宙から来た」
そして三人目、四人目、五人目……。
なんと、その日に転校してきた生徒は二十八人。
しかも全員、自分が宇宙人だと名乗り始めた。
「いや、待て。なんで俺のクラスに宇宙人が二十八人もいるんだよ!」
地球人の常識が一切通じない宇宙人たちに囲まれ、蓮の高校生活は一瞬で崩壊した。
しかし、本当におかしいのはそこではなかった。
二十八人の宇宙人たちは、全員が同じことを知らされていなかった。
――自分たちの他にも、宇宙人がいるという事実を。
そして蓮が知ることになる。
この学校に集められた宇宙人は、本当は二十八人ではなかった。
笑って、騒いで、恋をして、ときどき宇宙規模の事件に巻き込まれる。
普通の高校生・神谷蓮と、二十八人の宇宙人による、ちょっと変で壮大な学園SFコメディが始まる。