あらすじ
王国最強の魔術師、シュシュ。
わずか十歳ほどの少年でありながら、魔物の襲撃、疫病、水害、食糧難――一年近く続いた王国の危機を、圧倒的な魔法の力で次々と解決してきた。
そんなシュシュが、ある日始めた新しい仕事。
それは日の出前に、国中の大人を魔法で強制的に起こすことだった。
「僕がいっぱい働いたんだから、みんなもいっぱい働けばいいと思って」
当然、王国中から苦情が殺到。
しかし、あまりにも強大な力を持つシュシュに、王も臣下も強く出ることができない。
そこで王国が考え出した苦肉の策は――
「シュシュに魔王討伐を命ずる!」
存在すら確認されていない魔王を探し、王国の外へ送り出すこと。
こうしてシュシュは、魔王を探す旅へ出ることになる。
果たして魔王は本当に存在するのか?
そして、シュシュが旅の先で出会うものとは――。
最強だけど、ちょっぴり常識知らず。
そんな少年魔術師が巻き起こす、異世界ファンタジー。