あらすじ

「君はいつも喜んでくれる」 そう言う婚約者は、私が喜ばない時の話を聞いてくれなかった。 二人きりの誕生日も、親しい人だけの結婚祝いも、私の希望はいつも「遠慮」にされてしまう。 好きだからと笑い続けることをやめ、レオノーラは婚約を解消した。 六週間後、ようやく会う気になった元婚約者から、小さな香水の箱を渡される。けれど、その香りは好みではなくて。 「こちらは、頂けません」 今度こそ正直に断った私に、彼は思いがけない顔をした。 我慢して笑うのをやめた二人が、もう一度、互いの気持ちを聞くまでの物語。

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小説を読もう2026/10/01
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